2023年2月9日
佐賀・小城市光勝寺で法話の集い
【佐賀】布教師会は、小城市本山松尾山護國光勝寺で2月9日、僧侶寺庭婦人檀信徒約50人が参加し、法話の集いを行った。
宮崎県延岡市龍雲寺住職吉田憲由師が「聞法の行」として、まずは心を柔らかくして聞いてほしいとし、ご縁について自坊と地域の復興の体験談を交え、「良い縁・悪い縁も仏さまのお計らい。どんな時もお題目を唱え続けていれば、仏さまが導いて下さる。時が過ぎれば気付かせてくれる。時は薬である。自坊の復興に携わった方々とのご縁の中で、お寺はお祖師さま・檀信徒・地域のものである、その一心で勤めてきた」と話した。
講師が参加者ひとりひとりと語り合うような一体となった全員参加型の法話が印象的で、
終始和やかな雰囲気の中、皆メモを取りながら熱心に耳を傾けていた。
最後に吉田師より、令和大改修に着手する護国光勝寺松島日應貫首に、浄財が手渡された。松島貫首は、御礼と共に「情熱を持った語り口で大変励みとなるお話しでした。寺院の活性化、信仰の一助となれば。また松尾山は地域のもの、九州のものであるという誇りを持ち、更に精進して参る所存です。」と述べた。