2023年1月29日
大阪市・海照山正蓮寺 法燈継承式・一周忌・偲ぶ会
【大阪市】大阪市此花区正蓮寺で1月29日、奥邨正道師の法燈継承式と、昨年1月26日に遷化された第26世奥邨正寬上人(端正院日鳳上人)の一周忌法要が行われ、管内外より多数の僧侶檀信徒が参列した。法燈継承式では新住職の宗立学寮時代の恩師である日蓮宗管長菅野日彰師が祝辞で、新住職の宗立学寮時代のエピソードを披露し、個性を大事に今後益々の精進をと激励した。正道師は謝辞で各聖からの祝辞激励を受け、今後の精進を誓うと共に益々の力添えをお願いした。
引き続き奥邨正道新住職を導師に、第26世奥邨正寬上人の一周忌法要が厳修された。奥邨正寬上人は昭和53年に同寺の住職に就任し、昭和59年より宗会議員を務め、平成5年より一期4年、日蓮宗宗務総長を務めた。平成12年には大本山清澄寺別當に就任等数々の要職を歴任。平成27年大僧正に昇叙された。一方、地域社会においては保護司や調停委員を勤め、瑞寳雙光章を受章されるなど、地域社会に貢献してきた。
一周忌の後、市内のホテルで「偲ぶ会」が開かれ、全国各地からの多数の僧侶が参加して、先代住職の遺徳を称え偲んだ。