2022年12月10日
山梨3 歳末助け合い唱題行脚
【山梨3】十二月十日、山梨県第三部宗務所(岡本正富宗務所長)・同檀信徒協議会(横内正孝会長)は南アルプス市小笠原久成寺(村上通明住職)を出発地に毎年恒例の「歳末助け合い唱題行脚」を行った。
管内教師、檀信徒合わせて約六十五名の参加者が集まり、早朝から熱気に溢れていた。
参加者からなる長い隊列は、教師と檀信徒の代表が掲げる玄題旗を先頭に出発すると、それぞれが被災地や世界平和への想いを胸に、力強くお題目を唱え歩みを進めた。
隊列は途中で南アルプス市江原法音寺(岡田勅導住職)と南アルプス市小笠原妙経寺(村上通明住職)にて休憩をとった。
温かい御供養を受けながら約三キロメートルの行程を二時間かけて練り歩いた。
寒さ厳しい中、澄みきった青空に響き渡る唱題と団扇太鼓の音に誘われ、沿道には募金を寄せる近隣住民が数多く出ており、中には遠くの方から駆け寄ってくる方もいた。
温かい声をかけられた参加者たちは、その声に応えるように最後まで元気一杯にお題目を唱え、充実した気持ちで行脚を終了した。
今回の唱題行脚でいただいた寄付金は五十万三千四百二十二円集まり、宗務所職員、檀信徒協議会役員の手により、公益財団法人「山梨YBS厚生文化事業団」へ寄託された。