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2022年11月23日
高知 檀信徒研修道場
【高知】宗務所(齊藤隨理所長)主催による檀信徒研修道場は十一月二十三日、南国市細勝寺(久保智教住職)で開催され、檀信徒約十名が参加した。
午後二時の開講式に続き、橋田文成師(高知市要法寺内)による「アンガーマネジメントと仏教」と題した講話が行われた。人間が生きる中で避けられない怒りという感情をいかにコントロールすべきか、仏教的視点で解説された。
休憩を挟み、久保智教師の導師による唱題行が行われ、僧俗一体となって日蓮聖人に対する報恩が捧げられた。久保師は「一遍唱えようが百遍唱えようが、唱題であることは変わりない。大事なのは御題目の力を疑わず信じきることだ」と語った。
閉講式では齊藤所長が「今日の話や体験を皆さまの信仰の糧にしていただきたい」と話し、参加した檀信徒からは「日頃の生活と仏教が密接に関わっていることに気づかされた」「有難い話を聞くことができ、清々しい気持ちになった」といった声が聞かれた。