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2022年11月7日
山梨4 甲府市信立寺で法燈継承式
【山梨4】 令和4年11月7日、山梨県甲府市廣教山信立寺に於いて第48世角田義晄上人の法燈継承式がとり行われ、僧侶檀信徒合わせて50名が新住職の門出を祝いに参列した。式では御勇退を決意された師父である角田義晶上人より払子が手渡され、先師たちから現在まで連綿と続く信立寺の法燈が継承された。信立寺は阿仏坊より11代子孫である遠藤掃部介が武田信虎公に法華の信仰を薦めるも、聞き入れてもらえず自害し、信虎公はこれを顧みて100日間の法華信仰を行い、一寺を建立した事が縁起となっている。新住職の義晄上人は挨拶で「法燈を継承する大任を頂き身に余る責任と受け止めております。ここからが本番と気を引き締め、当山の発展を目指し精進して参ります。」と法燈継承の重責の思いと寺門興隆の誓いを語った。