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2022年10月5日
愛知名古屋 1500人の写経を誕生寺に納経
【愛知名古屋】10月5日、名古屋市宗務所伝道室(石黒泰良室長)は、千葉県鴨川市の大本山誕生寺に納経を行った。
今回納めた写経は、昨年の宗祖日蓮大聖人御降誕800年慶讚 名古屋管区大会の一貫として管内檀信徒に法華経一部経を浄写してもらったもの。およそ1500名の参加を得て、一部経7部にも及ぶ大写経会となった。本来は昨年11月に行われた管区大会終了後すぐに誕生寺への納経を予定していたが、折からの不安定な世情を受け延期され、この度ようやく実現した。
納経当日は誕生寺の宗祖冬衣御召替法要に合わせて納経奉奠式が執り行われ、石黒室長から石川日命貫首に手渡された。石黒室長は納経に至るまでの記念大会を振り返り「多くの檀信徒の思いが詰まった写経を、誕生寺御宝前に代表して納めることができて感無量です。コロナ禍でどんな企画をできるか考えたときに、郵送でやりとりをすれば、おうち時間で写経に取り組んでもらえるのではとの思い、それが功を奏した。今後も時代に即した伝道方法を模索していきたい」との思いを述べた。