2022年7月27日
兵庫西 修養道場
【兵庫西】毎年恒例の修養道場が7月27日・28日、1泊2日の日程で兵庫西部青年会(谷口慈晃会長)主催により、たつの市室津大聖寺を会場に小学1年から6年の19名が集まり開催された。
新型コロナウイルスの影響で過去2年間は中止となり、本年も感染拡大により開催が危ぶまれたが、最も我慢してきた子供たちに夏休みの思い出を残したいとの会員の強い思いにより、感染対策に細心の注意を払って開催された。
1日目はお経練習に始まり、紙で作る蓮「ハスワーク」作成や屋外でうちわ太鼓を用いての唱題行を行った。夕食は恒例のバーベキューでおなかを満たし、一日の終わりにはハスワークの幻想な光の中で瞑想を行った。
2日目は漁師町室津の特色を生かした魚の調理体験により、自分で調理し、食べるという一連を体験することで食べ物の大切さを学び、腕輪数珠を作りでは子供たちの個性輝く様々な数珠が出来あがり、その数珠に青年会員全員で子供たちの願いを込めて修法祈願した。
充実した修養生活を送った子供たちは、「来年も必ず来ます」との言葉を残して修了式を終えた。
谷口慈晃会長は「これからの生活の中でも、何でもチャレンジをするということ。仏さまや神さまが見守ってくれているということ、を心に留めて楽しく過ごしてほしい」と子供たちに語った。
本年10月29日に行われる御降誕800年管区慶讃法要において、参加した子供たちによるハスワークの奉納とうちわ太鼓の唱題が行われる予定である。