2022年7月7日
秋田 盲導犬のための街頭募金活動
【秋田】秋田県伝道会(石川是仁会長)は7月7日、秋田駅で盲導犬のための街頭募金活動を行なった。募金活動には秋田県盲導犬使用者の会(船木修会長)会員と盲導犬4頭、また北海道盲導犬協会から和田孝文所長も参加した。
この活動は当会の前体制組織「秋田県社会教化事業教会」によって1992年から続けられており、現在まで5頭の盲導犬を視覚障害者のもとへ送っている。
募金活動はコロナ禍の影響を受け3年ぶりの再開。マスクを着用しての募金の呼びかけに以前のような募金が集まるのか懸念されたが、多くの人々の募金する姿と、盲導犬に話しかける姿が見られた。
和田孝文所長は「障害者の方が活躍できる社会というのは、障害者の元へ盲導犬が与えられるだけで達成されるのではなく、お店や施設など社会全体の理解と受け入れがあって初めて達成されるんです」と話す。
この日集まった募金は、視覚障碍者への6頭目の盲導犬貸与(盲導犬は盲導犬協会から障碍者へ与えられるのではなく、貸し出されます)に向けて、北海道盲導犬協会への寄付金に充てられる。