新潟西 出雲崎町圓徳寺で毘沙門講
【新潟西】6月19日出雲崎町圓徳寺において毘沙門講が営まれ、多くの檀信徒で賑わった。圓徳寺の毘沙門天は1450年に日蓮宗に改宗する以前から同寺に安置されてきた。1712年に山崩れがあった際には、尊像自ら境内の欅の空洞に移動して難を逃れたとの言い伝えもあり、古くから信仰を集めてきた。当日も多くの参列者の太鼓と読経唱題の声が境内に響いていた。法要後、篠崎潮宏住職から毘沙門天の縁起とその利益を得るために必要な仏道修行などについての法話をきいた参列者からは、「できることから少しずつ修行に励もうと思う」等の声が聞かれた。