日蓮宗新聞

2022年6月10日号

全国檀信徒協議会総会開く

第69回全国檀信徒協議会総会が5月19日、東京都大田区の日蓮宗宗務院で開催され、全国の管区檀信徒協議会の代表者などが集まった。
開会式では田中恵紳宗務総長が導師の法味言上に続き、平成29年から副会長を務めた伊藤光男氏に感謝状が授与された。挨拶に立った田中総長は、日蓮聖人のみ教えのさらなる弘通に向けての力添えを願った。また総本山身延山久遠寺の浜島典彦共栄部長が特別に登壇し、令和5年に迎える身延山開闢750年の諸行事を紹介し、積極的な参拝と参加を促した。
出席39人と委任33人によって総会は成立し、はじめに議長の池上幸保会長が令和3年度の活動報告として日蓮聖人降誕800年慶讃事業への協力、小説『日蓮』の全国図書館への寄贈、同書の著者・佐藤賢一氏講演会の後援などを行ったことを述べるとともに、現在は信仰の継承をテーマにした新小冊子の制作準備に入ったことなどを発表した。次いで前年度会計報告、本年度事業計画と予算案、役員改選など4議案が審議され、全会一致で承認された。本年度の活動としては、9年後の日蓮聖人第750遠忌に向けてこれから始まる宗門の諸活動に対し「宗門の応援団」として連携・支援を行うこと、引き続き「信仰の継承」を重点テーマに次世代と菩提寺やお題目とのつながりの強化や促進していくことが決まった。池上会長は「信仰の継承」について、支援や連携ではなく檀信徒協議会が主導して取り組むべき課題であることを強調した。役員改選では退任する伊藤副会長の後任に奥田智一常任委員、監事を務めていた奥田氏に代わる新監事に小銭敏男常任委員が就任した。また各管区での活動内容の報告が書面で行われた。
コロナ禍により同会の総会が通常の形で開催されたのは3年ぶりとなった。「総会前に本門寺を参拝しました」といった元気な声も聞こえてきた。恒例の有志による総会後の団体参拝も実施された。コロナ禍による活動の停滞はあったが、全国檀信徒協議会がウィズコロナの時代に向けて、新たな第1歩を踏み出したことを感じさせる総会となった。

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