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2022年6月4日
佐賀 佐賀市國相寺で法燈継承式
【佐賀】6月4日 佐賀県佐賀市の國相寺で第28世松島正英師から第29世松島正静師への法燈継承式が営まれ初夏の晴天の下、僧侶檀信徒含め約150名が参列した。國相寺は明治42年に火災により本堂が全焼した歴史があるが、その後先代住職の尽力によりコンクリート造りの本堂として昭和30年に再建された。その本堂で法要が勤められ、前住職より払子継承がなされ、新住職は仏祖三宝の御前にて力強く奉告文を読み上げた。晴れやかに法燈が継承されたことに管内寺院、ならびに檀信徒一同大きな感動に包まれた。前住職松島正英師は約30年にわたり住職を務め、日蓮聖人御像や山門新築、墓地や境内の整備と國相寺の発展に務められた。新住職松島正静師は「お寺に生まれたご恩を返すべく、歴史を守り当山の護持発展に邁進致します。更には現代において法華経・お題目のご縁を結ぶために創意工夫し精進して参ります」と謝辞を述べた。