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2022年4月29日
福井北・真浄寺で大法要 ~山の中のお寺にお題目響く~
【福井北】四月二十九日、福井市上一光(かみいかり)町真浄寺(竹田法英住職)で宗祖御誕生八百年慶讃法要が営まれ、檀信徒約五十名が参詣した。同寺では記念事業として本堂内壁、外壁、山号額の補修塗装、庫裡の一部補修を行い、その締めくくりの法要となった。
法要では御宝前法楽に続き、檀信徒の女子学生三名が振袖姿で献供を行い、法要を彩った。挨拶で竹田住職は「宗祖のご生涯に感動して出家得度し、住職となって五十年が経ちました。過疎と言われて久しいこの集落ですが、こうしてこのお寺があって護持と大法要ができているということは、この集落にそれだけの力があるということ。心より感謝申し上げたい。」と述べた。
福井北布教師会長奥野文長師(石場妙国寺住職)の法話の後、総代山本義雄氏が「自他共に安らか、穏やかになるお題目の教えをこれからもこのお寺で守っていきたい。」と謝辞を述べ、円成となった。