2022年3月11日
福島 東日本大震災復興慰霊法要
【福島】令和4年3月11日、福島県いわき市久之浜町に於いて、日蓮宗妙経結社(石川是法上人)主催、福島県青年会(菅原瑞正会長)、福島県女性教師の会(新妻妙祥会長)共催の下、東日本大震災復興慰霊法要が行われた。海岸付近の会場まで福島日青会員11名と女性教師の会員3名が唱題行脚で向かい、震災の発生した午後2時46分のサイレンを合図に黙祷を捧げ、その後復興慰霊法要を厳修し、震災物故者の追善供養をした。東日本大震災より11年目という新たな一歩を踏み出す地元住民の方々や亡くなった故人、新しく変わりゆく故郷を偲ぶ方々が参拝され海に向かって焼香、献花をした。
最後に福島県日蓮宗青年会菅原会長は、多くの方々が震災で犠牲になられた一方で、新しく生まれ大きく成長してきた命もあります。震災の年に生まれた自分の子供が小学4年生になりました。11年という月日はそれだけ長いものではありますが、震災のことを風化させず、子供達にも知っていってもらい、多くの亡くなった方々に今生きている自分たちと元気に生活している子供達の姿を見せてあげることが一番の供養になるのではないかと思います。また来年、再来年と続けていきたいと思いますのでまたお会いしましょう。と語り、地元の被災地の方々を勇気づけた。