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2022年2月6日
島根 鬼子母神像の開眼法要式
【島根】2月6日、松江市常教寺(坂本教暎住職)で「鬼子母神像の開眼法要式」が行われ、僧侶檀信徒約30名が参列した。この鬼子母神様は、山形県の仏像彫刻原田で造像されたもので、漆黒で総高140㎝(像高4尺・120㎝)管内一の大きさである。
坂本教暎師は、「宗祖ご降誕800年事業として平成29年から本堂庫裏の一部改装を進めていた中で、令和2年に国内で新型コロナウイルス感染症が流行した。感染症早期終息祈願と、檀信徒の新たな拠り所となっていただくよう鬼子母神様にお越しいただくことを発願した」と語った。
鬼子母神様が除幕されたとき、参列者はその威容に感嘆の声が漏れ、その後静かに合掌を続ける姿が印象的であった。檀信徒は、「お寺はもちろん、街の新しいシンボルになって欲しい」と語っていた。