徳島 一日寒修行
【徳島】宗務所主催の一日寒修行が15日、徳島市本行寺を会所として開催され、檀信徒、寺族16人が参加した。
寒修行は古くより市内の寺院5ヶ寺が小寒から節分までの寒中に行っており、夕方6時から市内6コースを日替わりで団扇太鼓を叩きながらお題目を唱えて1時間ほど歩く。途中、その地区の檀信徒の宅や店に立ち寄り、家内安全や除災得幸、商売繁盛等を祈念、寒行さんと呼ばれ親しまれている冬の伝統行事である。以前は檀信徒も参加していたが交通事情の悪化や参加者の高齢化によって現在は僧侶のみで行っている。
宗務所ではこの寒修行に檀信徒や寺族が参加できるよう平成21年より開催している。