ひとくち説法

2021年12月20日号

怠りなく続ける

 大黒さまは金運の神さまのイメージがあるためか、お祀りしている人は多い。守護神を勧請することは神さまとの契約である。ただ祀っているだけでは何の利益もない。日々の信心が大切である。これを毎日続けることはとても難しい。
 法華経譬喩品第3に「大慈大悲常に懈倦なく、恒に善事を求めて一切を利益す」という経文がある。大慈大悲は仏さまの心、苦しみや悲しみを助けてあげたいと励む心、それを怠けることなく続ける。〝恒〟にはいつも、いつまでもという意味があるので、いつも、かわらず善いことを求めて、一切の人びとの役に立つように心がけるという意味になる。これこそが仏さまの行いであり、これを実践すれば、自分も仏さまと同じ心になる。
 しかしこれを恒に行うことはとても難しい。だが、あきらめずに努力しよう。少しでもそれができるよう努力をし、怠ることなく続けることが大切なのである。
(山梨県4部布教師会長・八須一成)

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2021年12月10日号

お布施は料金?

 葬儀でお布施を○万円取られた! なんて声がふと聞こえたことがあります。その場では言いませんでしたが、お布施は料金なのでしょうか。
 確かに布施には「財施」といって、物やお金など物質的な布施もあります。本来、布施は自らが悟りを得るための実践修行の1つの「布施行」でありますから、この場合は故人に成り代わり、施主が施しの修行を積んで、その功徳を故人に捧げる供養ではないでしょうか。お釈迦さまは、施しをする者・施される者・お布施自体それぞれに執着があってはならないと教えられていますので、清らかな心でなければ意味がありません。
 布施の修行はたくさんあります。その中には和顔施といって、和やかな明るい顔で人に接する布施行もあります。これも清らかな心あってこそ、常に行える修行です。
 お布施をさせていただく機会は多々あります。清らかな心で修行させていただきたいものです。
(山梨県第3部布教師会長・柏原啓修)

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2021年12月1日号

感情は自分自身のもの?

 清水英雄さんの詩にこういうものがあります。
 「つらいことがおこると 感謝するんです これでまた強くなれると ありがとう 悲しいことがおこると 感謝するんです これで人の悲しみがよくわかると ありがとう ピンチになると感謝するんです これでもっと逞しくなれると ありがとう つらいことも悲しいこともピンチも乗り越えて生きることが人生だと言いきかせるのです 自分自身に…」 
 天に光り輝く太陽の心や、生命を育む大地の心を感じ取り、虚空にふれると苦しみは救いへの道へと転換していきます。
 私たちは、不安で揺れ動く感情を自分自身だと勘違いします。実はそれは、幻の自分です。その感情は転換されると、私たちの中の本体につながる道しるべとなります。けして傷つかない無限なる自分自身を、私たち自身を通じてこの世の中に体現するのが、命を授かったものの役割です。
(山梨県2部布教師会長・功刀貞行)

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