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2021年12月4日
千葉南 大多喜町光善寺で法燈継承式
【千葉南】12月4日、千葉県夷隅郡大多喜町光善寺で法燈継承式が行われ、第三十九世荻野泰継師が代務住職を退任し、第四十世に荻野泰貴師が新住職として法燈を継承した。
泰貴師は法要に先立ち、檀信徒約40名とともに団扇太鼓に合わせて力強くお題目を唱えながら光善寺本堂まで練り行列を行なった。
法要では前住職より払子の継承が行われると、新住職の荻野泰貴師は御宝前にて奉告文を読み上げ、仏祖三宝と檀信徒へ寺門興隆の誓いを述べた。
前住職荻野泰継師は22年間にわたって光善寺の法職に務める中で、本堂の再建、また自らの手で参道の石垣を作るなど、境内の整備に尽力した。
新住職荻野泰貴師は「前住職と檀信徒の皆様のお力によって護持発展してきたこのお寺の法燈を継承させていただいたことに感謝するとともに、より一層精進して参ります。」と謝辞を述べた。
法要後、歴代廟へと参詣し、住職交代の奉告をした。