全国の通信記事
2021年11月27日号
千葉西 寺フェス「秋の舞音祭」
【千葉西】君津市蓮久寺(江口隆晶住職)で十一月二十七日 寺フェス「秋の舞音祭」が営まれ、約三〇〇名が来場した。
長年開催されてきた「蓮久寺まつり」を現住職入寺にあわせ寺フェスとして新たにスタート、今年五回目を迎えた。四回目となった昨年はコロナ対策のためオンラインでの開催となったが、例年寺フェスに出演している地元の学校部活またサークル活動をしている団体から
「今年も、コロナで発表の場が無いので、もしイベントを開催する場合は、ぜひ出演させて欲しい」という声があがり
急きょ十月中旬に、規模を縮小しイベント開催を決定。千葉県指定のイベントガイドラインを遵守し、感染対策を講じた上で、コロナ禍での初イベントとして開催された。
本堂前に設置したステージ上では、和太鼓やジャズダンス、吹奏楽にアクロ体操、フラダンス、フリースタイルフットボール・バスケットボール、ジャズピアノなど、様々なパフォーマンスが披露された。
君津市の後援を得たこともあり、君津市長の石井宏子氏が来場し、参加者に挨拶をした。
祭りの終わりに江口住職は「今回のイベントの趣旨は「地域の子どもたちに活躍の場を提供する」ことがメインでした。発表してくれた6年生の親御さんから「発表の場がないから、もうサークル辞めちゃおうか」とお子さんと話をしていたそうです。
「お寺での舞台が決まったことで、辞めずに練習をして、サークル活動最後となる今年中に、発表することができて本当に良かった」
と涙ながら語ってくれました。お寺がお子様たちの成長の一役を担うことができ、本当に嬉しいです。今後も、様々な形で、地域の方々に頼られるお寺になれるよう、精進して参ります」
とお礼の言葉を述べた。
2021年11月26日号
北海道西 第1回教学研修会
【北海道西】宗務所は第1回教学研修会を11月26日、札幌市瑞玄寺で開催した。現地参加とZOOMを利用したリモート参加を合わせて50人の僧侶が参加した。
「日蓮聖人降誕の意義」~安房東条に生まれ育ったことを「第1の果報」と言われたのは何故か~と題して同市妙覚寺住職の高橋俊隆師が、日蓮聖人の生誕地・安房東条の地勢・人間関係、時代背景などについて講演。特に名越氏や東条氏などの領主や日蓮聖人の庇護者だった領家の尼などについて丁寧な解説がなされた。参加者からは「目から鱗が落ちる思い。明日からすぐにでも檀信徒教化に繋げられる」といった声が上がった。