2021年11月25日
千葉東 寺庭婦人会が団体参拝
【千葉東】11月25日、令和元年の自然災害に より被災し本年復興事業を完了した香取市苅毛実相寺(冨永観瑞住職代務)に管内寺庭婦人会(竹中通子会長)が参拝し、読誦唱題の後、実相寺の縁起や被災より復興事業完成までの話を聞いた。
檀家13件の寺ではあるが、常葉檀林として栄えた寺院の威厳を保つため、奉仕作業を幾度も行い、宗門よりの義援金や見舞金や建物共済見舞金などを有効活用して時代に合わせた改修事業を行った。
檀信徒の葬儀や法事に活用しやすく段差を少なくして、維持管理がしやすいように畳を無くしフローリングやカーペット敷きにして、正座をしなくて良い形にしたとの話を聞き、寺庭婦人として各寺院の今後の寺院維持管理や活用法として注意深く耳を傾けていた。続いて庫裡にて、住職代務者である冨永観瑞宗務所長より現状の管区事情の説明を受け、寺庭婦人会ばかりで無く、全寺院が高齢化や人員不足である現状を学んだ。
今回のように如何にして今までの活動を継続出来るか、考えて行動し続ける事こそ、水の流れを止めず不毛の地にしない秘訣であるかを共に学んでいた。