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2021年11月14日
豊能・池田市本養寺で第44世・難波見真師が入寺式
【大阪豊能】11月14日、池田市本養寺で第44世難波見真師法灯継承式が行われ、僧俗50人が参列した。午後1時20分、式に先立ち七條袈裟に身を包んだ見真師は、当山総代と式衆と共に行列を組み本養寺へ向けて出発。門前では寺族、檀信徒が新住職を迎えた。式では法燈の継承の証として払子の授受がなされ、堂々たる姿の新住職は御宝前にて奉告文を読み上げた。
昭和55年より41年間住職を務めた難波宏正師は、本堂改築や会館の建立など寺門興隆に努められ、また法華経御遺文の研鑽を重ね法話や講義のため全国を巡り法華経弘通に邁進。見真師は「前住職と、5年前に遷化された実父、齊藤見遙上人。二人の師父のようになるためにこれからも精進し、本養寺の興隆に努めてまいります」と決意をあらたにした。宗門の未来を担う若い師の今後の活躍が期待される。