2021年11月2日
宮鹿沖 延岡市本東寺のお会式法要
【宮鹿沖】11月2 日宮崎県延岡市本東寺のお会式法要に併せソーシャルディスタンスを取り「ご降誕800年記念 伝統の高座説教」が行われた。
説教師は布教院卒業生である吉田憲由師「お会式は日蓮大聖人にお会いできる法要。日蓮大聖人が命をかけたお題目を740年経つ今、受け継いでいる。そしてこれから未来への子どもや孫たちへ繋げるのが私たちの役目である。
日本人の若い方は宗旨や宗派を知らない人が多いが、海外では自分の宗教、宗派を持っていないと信用してもらえず、大切な仕事が任されない事がある。
教えを伝えていく事も大事だが、まず私たちは日蓮宗。そして自分の家の菩提寺。総本山は身延山久遠寺。お題目南無妙法蓮華経を心の拠り 所としています。と子供や孫に伝える事から始めましょう」話し、最後に日蓮大聖人 が生涯大切に持ち続けた母の髪を日朗上人に託した「悲母の毛髪」 のくり弁が行われた。
ご入滅される死の床まで肌身離さず持ち続けた母の毛髪。
最後の最後まで母を想う日蓮大聖人の優しさに聴聞する全員が胸を打たれ信仰の華を咲かせていた。