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2021年10月17日
新潟西 出雲崎町圓徳寺でほうろく灸
【新潟西】 10月17日(日)、冬の土用の入りを前に出雲崎町圓徳寺でほうろく灸が行われた。この日は前日までの温かさが嘘のように、雨の降る寒い一日となったが檀徒のみならず近隣住民の参詣する姿も見られた。
同寺では雪国新潟の地域性からか、寒さの厳しくなる冬前のこの時期にほうろく灸を行っている。「ほうろく灸と言うと夏の土用に多く行われているが、越後はこれから厳しい冬に向かう。寒さに負けないように気力を養ってほしい。」と篠崎潮宏住職は語る。参拝者の一人は「毎年この日は都合をつけてお参りしている、気持ちも引き締まるしこれで冬を乗り切りたい。」と話してくれた。
祈願の終わった後には思い思いの箇所にお灸をする参詣者の姿も見られた。