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2021年8月1日
千葉南 大多喜町浄圓寺度牒団参
【千葉南】8月1日・2日に、大本山清澄寺に於いて夷隅郡大多喜町浄圓寺(佐々木隆道住職)徒弟・佐々木照倖師の団参形式による度牒交付式が行われた。千葉県南部管内としては初めての団参形式による度牒交付式である。
1日の午後より、度牒生の法式指導・読経試験が行われ、檀信徒にはお題目写経や清澄寺山務員の詳細な案内のもと諸堂参拝が行われた。
翌2日は早朝より日の出の時刻に合わせ、日蓮聖人が初めてお題目をお唱えになられた『旭が森』へ赴き、師僧である佐々木隆道師を導師に、旭が森聖人像へ一読、旭日に向かってお題目を唱えた。
度牒交付式では寺族や親族、浄圓寺の檀信徒、更には度牒生の祖父となる佐々木光道師が住職を務める勝浦市高照寺の檀信徒が見守る中、中川法政宗務総長に代わり、清澄寺第14代金子日厚別当より度牒の交付が行われた。佐々木隆道師は謝辞の中で「宗祖降誕800年の慶事の年に息子の度牒を迎えたことを有難く思います。これから師弟共々より一層精進していきます。」と語った。