2021年6月9日
岡山 宗祖降誕800年慶讃管区法要
【岡山】宗務所は6月9日、宗祖降誕800年慶讃管区法要を、岡山県に発令された新型コロナ緊急事態宣言に伴い、会場を予定していた岡山市民会館から宗務所(岡山市太然寺)に変更し、出仕者を最小限に抑えて開催した。
当初管区大会は、令和2年3月に大本山小湊誕生寺への管区団参を計画、予想よりも参加者多数(約600名)の為、法要を2座形式に変更するなど実施直前まで準備を進めていたが、新型コロナ蔓延により聖地団参を断念。それでも聖人の御降誕慶讃の気持ちを届けようと、誕生寺への「お題目写経」の奉納を企画。管区寺院・檀信徒異体同心で取り組み、44,600枚もの写経が集まった。
9日の慶讃法要では、「お題目写経」と布教師会企画の新型コロナウイルス終息祈念の「お自我偈写経」1553枚を御宝前に奉納し、修法師会による祈祷加持が行われ、声明師会の出仕、大野玄秀宗務所長導師の元、厳修された。
そして6月15日、写経は全て小湊誕生寺へ納経し、納経料は誕生寺をはじめ、当初団参を予定していた大本山清澄寺・両親閣妙蓮寺にそれぞれ納めた。
尚、この管区法要と納経の模様はYouTube岡山県宗務所チャンネル(QRコード)にて8月1日より配信予定。