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2021年5月23日
兵庫西 相生市立正寺で矢澤信彦師入寺式
【兵庫西】令和3年5月23日(日)、相生市立正寺において、第2世吉澤宣栄師より第3世矢澤信彦師への法燈継承式が執り行われた。本年は例年にない早い梅雨入りであったが当日は雲一つ無い晴天に恵まれ、前住職の長年の法労に報い、新住職の新たな門出を祝うために大勢の寺院檀信徒が参列された。吉澤宣栄前住職は、「立正寺に入寺してから65年間、本堂の屋根替えや庫裡の新築・参道を整備し寺観を一新することができました。これまで共に尽くしてくれた総代、檀信徒に対してお礼を申し上げると共に、今後も新住職と共に立正寺をもり立てていただくようお願い申し上げます。」と謝辞を述べられた。吉澤前住職から法華経一部経・過去帳・払子を継承された矢澤信彦新住職は「宣栄上人が長きにわたり培ってこられた檀信徒との温かい関係性をこれからも受け継いでいきたい。お題目を・法華経を伝えるために精一杯働くと共に、檀信徒と共に異体同心の心で立正寺をお守りし、笑いの絶えない・足の絶えないお寺にしていきたい」と誓われた。