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2021年5月20日
富山 魚津市真成寺降誕800年記念事業完遂
【富山】富山県魚津市真成寺(谷川寛俊住職)では、宗祖日蓮聖人御降誕800年記念事業の一環として、令和3年5月20日に鬼子母神銅像の建立、ならびに駐車場の整備が行われた。
谷川寛俊(かんしゅん)住職(72)が基となり、鬼子母神の銅像建立を計画した。昨年秋、段ボール製品製造販売などのアイザック(魚津市)の会長兼最高経営責任者(CEO)で同級生の石崎由則さんに相談したところ、協力を快諾。石崎さんの姉でアイザック・ユー会長の千田由美子さんも賛同し、最終的に計五十九人が寄進した。高岡市の老子(おいご)製作所が製造した。
同日あった開眼入魂除幕式には寄進者ら三十五人が出席。谷川住職は「皆さんから愛されると同時に皆さんの願いをかなえる像であってほしい」と話した。
銅製の鬼子母神像は国内初の建立である。像1.5m。台座1m。合わせて2.5mの銅像で、向かって左に「ザクロの木」が植えられ、右には半鐘が安置された。本堂裏に新設された真成寺駐車場に設置されている。