富山 富山市大法寺法灯継承・入退寺式
【富山】富山市大法寺で5月16日、第34世草野寛行師から第35世草野寛明師への法灯継承・入退寺式法要が営まれ、檀信徒ら約150人が参列した。寛行前住職は「富山藩主・前田家菩提寺・大法寺の住職を29年間務めさせていただきました。その間、本堂の改築、隣接する立正幼稚園園舎の改築、宗門内外のさまざまな社会奉仕活動をまっとうできたのは皆さんのおかげ」と感謝の言葉を述べた。寛明新住職はご宝前で力強く奉告文を読み上げ、「まだ微力で経験不足ですが、仏祖の教えを体し、為法、為宗、寺門興隆に傾注する所存です」と住職就任の挨拶を述べた。