2021年5月4日
神奈川1 川崎市浄蓮寺で初の大黒祭
【神奈川1】5月4日 川崎市浄蓮寺(伊東正光住職)において大黒祭祈祷会が行われ、約40人の檀信徒が参列した。
浄蓮寺では伊東正光住職が正中山大荒行堂三行を成満した際に多くの檀信徒に大黒天を授与していた。しかし縁がめぐらずに祭礼を行うことができないまま約20年の時がたち昨年2月、伊東常行副住職が昨年大荒行堂の三行を成満。副住職と大勢の檀信徒の発願のもと長い年月を経て初めておこなわれる法要であった。
本堂において13時半より伊東常行副住職導師のもと副住職と一緒に荒行堂で修行をした3人の修法師による自我偈の読経のなか大黒天の沐浴を行い、その後力強い法楽加持と福引をおこなった。
伊東常行副住職は法要後、「今日は壬子(みずのえね)の日で、種が宿るという意味がある壬も子の字が使われている日である。初めてのお祭りを行うにはうってつけの日であった。」と挨拶をし、また来年以降も五月の連休中の定例行事として大黒祭を行いたいので来年以降も是非多くのお参りをお待ちしている、と想いの旨を語った。
大勢の檀信徒は副住職の「大黒様の小槌と袋はそれぞれ身と心の勤勉さを表している。その姿を学びながら自分のやるべき仕事をコツコツ頑張っていくと天に助けられる。」という挨拶を深くうなづきながら聞いたのち福引抽選会を楽しみ、終始笑顔の中初めての大黒祭は執り行われた。