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2021年4月29日号

京都1 日ノ岡宝塔で春季霊位追善供養法要

京都一210512①【京都1】4月19日(月)京都市山科区日ノ岡宝塔にて京都府第一部宗務所所長橋本一妙師を導師に春季霊位追善供養が営まれた。この日は初夏を感じさせる穏やかな快晴の日であった。
関係者並びに僧侶、参列者と共に粟田口刑場での一万五千人処刑者並びに立正安国と交通安全の祈願が行われ、皆で団扇太鼓をたたきお題目をお唱えした。毎年この地で、春・秋と二季法要を行い、昨年無事に宝塔建立80周年を迎えた。しかし去年の春季法要はコロナ禍の影響で所長一人で追善供養を執り行いました。今年も影響はありましたが、無事皆様とご一緒にこの地で追善供養ができた喜びを皆かみしめ、この地に
宝塔を建立した法華倶楽部創始者の小島愛之助氏の功績がこれから先も引き続き後生に引き継がれていく事になる。

千葉西 日蓮聖人降誕800年管区大会

千西210510a⑦【千葉西】千葉県西部宗務所(山本隆真所長)では四月二十九日(木)、鴨川市・大本山誕生寺(石川日命貫首)において『第二十七回「いのりの日」 日蓮大聖人御降誕八〇〇年 千葉県西部管区大会 慶讃法要』が厳修され、教師三十八名、宗門子弟五名、宗門子弟付き添い八名、檀信徒を代表して檀信徒協議会(安藤矗勇会長・茂原市・本山藻原寺総代)理事十二名の計六十三名が参加した。
午後一時、誕生寺山門より髙鍋隆盛実行委員長(市原市・妙藏寺内)先導のもと、檀信徒の唱題行脚をもって祖師堂に入堂。
一時半、法要委嘱式が執り行われ、石川貫首名代、誕生寺執事長・角濵監鏡僧正(北海道北見市・日定寺)より御経頂戴の儀を経て、「宗祖降誕の聖地、蘇生願満の祖師に親しく御報恩の法味を言上して頂きたく法要の大導師を委嘱致します」の言葉と共に委嘱状、団参賞状、払子が山本所長に受け渡され、猊座委嘱がなされた。角濵執事長は「宗祖御降誕八〇〇年の記念すべき年でありますが、新型コロナウィルス蔓延という予測できない事態の為、様々な事が満足に行えなくなっております。この事態の中、お参りを頂いたこと厚く御礼申し上げます。当山の蘇生願満の御祖師様に厚い信仰をもってお参り下さった皆様におかれましては、日々生まれ変わり新しい一歩を踏み出して頂きたい。」と挨拶され、委嘱式を閉じた。
一時五十分、法要に先立ち、灑水散華により荘厳清浄の後、檀信徒協議会理事十二名により、千葉県西部謹製御題目写経三四二五枚が御宝前に奉納された。この御題目写経は、当初三百名以上の参加者を募る予定であった本管区大会において、新型コロナウィルス蔓延の現状を鑑み、代表者のみの参加と変更を余儀なくされた中、参加出来ない管内一一三ヶ寺の檀信徒にも御降誕八〇〇年を迎えた日蓮大聖人への感謝を伝える機会を設けたいという心より、「壱千枚御題目写経納経 ~千枚の写経 千人のいのり・つながり~」を掲げ、広く呼びかけ、予定の一千枚を大きく超えて集まったものである。

二時、山本所長が大導師、大塩孝信宗会議員(市原市・正蓮寺)、増田寳泉協議員議長(茂原市・妙源寺)、月﨑了淨宗務副長(長南町・長久寺)、石野晴朗宗務副長(木更津市・光明寺)が副導師、畠山義浄修法師会会長が修法導師を勤め、慶讚法要が厳修された。雅楽の調の後師衆入堂、常不軽菩薩品二十四字をもって総礼、畠山修法導師を筆頭に修法師による御宝前法楽と粛々と式次第を進め、宗門子弟五名による献供が行われた。献燈を田澤誠晃法師(茂原市・妙弘寺徒弟)と金森稀誉法師(茂原市・東光院徒弟)、献華を田中惺英法師(長南町・長円寺徒弟)と田中煌明法師(長南町・長円寺徒弟)、献茶を木村順要法師(木更津市・成就寺徒弟)が行い、衆人環視の中慣れない所作に戸惑いながらも宗門子弟として立派に役目を勤め上げ、宗門並びに管区の未来にも一燈を献じた。
慶讃文では、山本所長が「世情邪法蔓延り、戦火は絶えず、コロナの疫病世界に蔓延す。生老病死の苦しみ益々充満せり。この時に当たりて本年宗祖御降誕八〇〇年の星辰を迎え、宗祖の請願を受け継ぐこと、我らが使命にして、立正安国、世界平和、人類の幸福を祈念し奉る。また、宗門運動立正安国御題目結縁運動魔事魔障無く円成なさしめたまえ。」と力強く述べられた。
その後、檀信徒を代表して安藤檀信徒協議会会長より「一つ 数々のお寺があり、様々な仏様が祀られていますが、主であり師であり親でもあるお釈迦様を敬い、お護り致します。二つ 日蓮大聖人が生涯をかけて正しいことを証明された妙法蓮華経をお護り致します。三つ 日蓮大聖人をお手本とし、人間作りの場所であるお寺をお上人と共にお護り致します。以上の三つを護ることで心を磨き、社会に貢献し、かけがえのない私たちの国土をお護りできるよう精進致します。」と誓いの言葉が釈尊と宗祖に奉じられた。
法要の結びに山本所長より「本日は管区大会にご参加頂き誠にありがとうございました。法要の最初に堂内に一陣の風がさっと吹いてくれました。自分自身夢見心地で気持ちよく導師を勤めさせて頂きました。昨今コロナウィルスが蔓延し、世の中が不安な状態であり、皆様の心も落ち着きません。今こそ、先ほどお唱えした常不軽菩薩品二十四字にあるように、お互いに他の方の仏性を拝み、相手を大切にする。その心、その姿を是非皆さんに実行して頂きたい。」と参加者へ御礼の挨拶がなされ、宗門子弟五名へ記念品が授与され、閉式となった。
法要後、堂内にて記念撮影を行い、解散となり、皆晴れやかな姿で岐路についた。

大阪市 第769回 立教開宗慶讃法要

大阪市210506①hp【大阪市】4月29日、日本において仏教の興隆につとめられ、なかでも日本最古の肉筆遺品である法華経の注釈書『法華義疏』を著された聖徳太子の御廟のある磯長 叡福寺において立教開宗慶讃大法要が執り行われた。今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令の為、一般檀信徒の参詣はご遠慮いただき、僧侶のみ42名の出仕にて感染症対策として検温、手指消毒、マスク着用し、間隔を空けての法要となった。例年であれば日蓮大聖人畿内遊学の折参籠なされたことを顕彰する宝塔前にて法要を執り行うのだが、雨天の為叡福寺客殿に大曼荼羅御本尊を掲げて勤められた。法要に先立ち午前10時45分より管長名代委嘱式が行われ、神谷行俊宗務所長が管長名代の導師として、来賓に第25区選出宗会議員 藤田尚哉僧正、和泉管区宗務所長 吉村常妙僧正を迎え、叡福寺の貫主猊下ご列席の下、厳かに執り行われた。又、宗務所長、貫主猊下、太子廟前にてのご焼香の後、今年は聖徳太子の1400年の御遠忌に当ることから各宗派が4月11日より御遠忌大法要を執り行う中、掉尾を飾るかたちで、日蓮宗として午前11時30分より聖徳太子をお祀りしてある聖霊殿(太子堂)にて御遠忌大法要を厳修し回向のまことが手向けられた。

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新年のご挨拶。

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