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2021年4月28日

佐賀 総代統一信行会

【佐賀】立教開宗の聖日である4月28日、小城市の九州本山・松尾山光勝寺(松島日應貫首)において、佐賀県寺院総代統一信行会が開催された。
佐賀210506 (2) 昨年は、コロナウィルスの流行により、中止となった統一信行会であったが、本年は光勝寺の本堂を広く使い、お互いの距離を保ち、換気を行い、開催の運びとなった。
会場の密を避ける為、各寺院からの出席者数を制限し、僧侶・檀信徒合わせて、70名程の参加となった。
まず最初に、佐賀県宗務所長を兼ねる松島貫首と共に、お経を唱え、お題目修行に励んだ。松島貫首は、お勤めの後の話で、「こういう時代だからこそ、自粛はしても、萎縮をせずに、 力強くお題目布教を行っていく」と、コロナウィルスの状況を乗り越えていく覚悟を示された。
次に、多久市等覚寺(小寺成文住職)の小寺亮佑上人による法話が行われた。小寺上人は、今のこの日本・世界の状況は、疫病や天災等の多くの困難があり、日蓮聖人の時代と重なると指摘。それに加えて、新しいやり方、変化していく状況に対するストレスもあるとのこと。自分一人で抱えきれない悩み・苦しみは、仏様にお預けして、軽くなりましょうと、優しく語りかけていた。また、小寺上人が布教研修所時代に参加した、西日本豪雨の復興ボランティアの経験の話をされた。その中で、苦しいの最中にいるはずの被災者の方に、「たくさんの人に助け・支えられて、本当にありがたい。生きる力・勇気をもらった。この恩を忘れずに返したい」と感謝の言葉を頂いたことを、強く鮮明に覚えていると思い出されていた。自暴自棄になりそうな中であっても、人と人とのつながりや、ふとしたことがきっかけで、心が清らかになり、生きる力となるのだと語られていた。
最後に、とても困難な社会の状況ではあるけれども、改めて色々な物事を見つめ直し、再認識するきっかけとして欲しいと、お題目・日蓮聖人の教えがその手助けとなるのだと述べられ、法話を終えられた。
休憩を挟んで後に、檀信徒協議会総会が開催され、各種報告や質疑応答が行われた。

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新年のご挨拶。

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