全国の通信記事
2021年4月6日
兵庫西 横川定光院春季法要
【兵庫西】日蓮聖人遊学の聖地であり、日蓮宗宗門史跡に指定されている比叡山横川の定光院(滋賀県大津市・橋本一妙主監)で、兵庫県西部宗務所主催の春季法要が4月6日に営まれた。
本年の法要も昨年と同様に、新型コロナウイルス蔓延を防ぐため三密を避け、檀信徒の団体参拝はなく要職にある僧侶のみに制限して執り行われた。
法要には、比叡山延暦寺を代表し水尾寂芳執行、宗門より栗原啓允教務部長、京都各本山の貫首猊下、近畿教区内の宗会議員宗務所長など約40名のご臨席のもと、中川法政宗務総長名代の安積尚志所長を導師に、矢谷秀文協議員、谷口慈修協議員を副導師とし、式衆には管区の声明師会修法師会会員が出仕して厳かに営まれた。
今回の法要も三密を避けるため檀信徒の参拝がなかったことに寂しさを感じたが、比叡山の澄んだ空気、幻想的な環境の中で読経、お題目の力強い声が響き渡っていた。