2021年4月3日
千葉東 多古妙光寺千部会
【千葉東】4月3日、多古町多古妙光寺(冨永観瑞住職)に於いて毎年恒例の千部会が開催された。今年も修法師会(三谷恵乗会長)会員25名と近隣寺院が出仕し、檀信徒も感染対策を徹底しながら25名ほどが参列した。 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、隔年で催される花祭り稚児行列は中止された。また例年本堂前に設置する特設舞台にて行われる、地元出身の歌手による歌謡や日本舞踊、また福引き大会なども残念ながら中止となった。 千部会大法要は午前の部と午後の部の二座行われ、多数の出仕者や檀信徒による力強い読経唱題の声が祖師堂に響き渡った。また自然災害の犠牲者や新型コロナウイルスで亡くなられた方々への回向や、災害復興祈願、新型コロナウイルス早期終息祈願などもあわせて執り行われた。 冨永住職は、「コロナ禍だからこそ、教師が率先して伝統行事を開催し続け、読経唱題を絶やさずにやっていくことが大事」だと述べられていた。