全国の通信記事

2021年3月28日号

神奈川3・伊勢原市妙蔵寺で入寺

払子の受け渡しを行う新旧住職【神奈川3】
3月28日、伊勢原市妙蔵寺において、第38世阿部宇善師、第39世阿部全雄師の法燈継承奉告式が行われた。前住職を労い新住職の門出を祝うため、多数の檀信徒が参列。
午前10時、雅楽の音色による雅やかな雰囲気の中、全雄師が入堂した。その後、法燈継承を象徴する払子の受け渡しが行われ、参列者から盛大な拍手がわき起こった。式中、全雄師は新住職として不退転の決意を、仏祖三宝・諸天善神・日蓮聖人、そして開山行学院日朝上人以来の歴代上人へ誓願。
結びの謝辞として宇善師は「皆様のおかげで30年間住職を務めさせていただいたこと、本当に感謝しております」と述べ、全雄師は「本日より、また身を引き締めなおして、妙蔵寺に訪れる方、1人ひとりに正面から向き合って、多くの方を救える僧侶になれるよう努めてまいります」と述べ、閉式となった。

2021年3月27日号

千葉東 香取市実相寺で報恩読誦会

千東210331④【千葉東】3月27日、香取市実相寺(冨永観瑞�住職代務者)に於いて災害復興事業完成報告報恩読誦会が行われ、修法師会(三谷恵乗会長)と青年会(小島知新会長)の計21名の僧侶と8名の檀信徒が参加した。
令和元年9月の台風15号により被災し、本堂のサッシ窓が吹き飛び、屋根瓦が剥がれ吹き込む風雨で堂内は悲惨な状況になった。庫裡も屋根のトタンが一面吹き飛び悲惨な状況になった。境内の樹木も折れたり倒伏し、山門も片袖が吹き飛び、天神堂も傾き、境内界壁のフェンスも吹き飛ばされ、甚大な被害を受けた。檀家数13軒の寺院であるが、宗門よりの建物災害見舞金、災害特別義援金や各方面からの義援金や見舞金、加入していた保険の災害見舞金などをもとに、住職と檀信徒が力を合わせ、宗祖御降誕800年御報恩事業として本年2月16日までに復興事業を終えた。
コロナ禍の為、特別な落慶法要は行わず、無事完成の報告と報恩感謝の意を表す為、報恩読誦会として法要を厳修した。堂内は換気を充分に取り全窓を開け放ち、法要出仕僧のみとし、檀信徒は堂外にて参列した。
法要は法華経要品を大音声にて読経後、修法師が御宝前法楽をし、境内で参拝されている檀信徒にも大衆法楽をした。
冨永代務住職は挨拶の中で、「僅か13軒の檀家では被災時の状況を見て途方に暮れた。日蓮宗をはじめ皆様よりの有難い災害見舞金や義援金なくして復興事業は行う事は出来得なかった。旧暦2月16日の御聖日の前日に無事完成の御報恩の誠を捧げる事が出来き大変有難い思いです」と話されていた。参列されていた檀信徒も感激し、今後の菩提寺護持丹精を誓っていた。終了後は冨永住職代務者よりお土産として香取市栗源の名産品である「さつまいもシルクスイート」が配られた。

山梨2・富士川町妙諸寺でお題目結縁の集い

山二210329【山梨2】3月27日、富士川町妙諸寺において、山梨県第2部1組お題目の結縁集いが行われた。この集いは本来昨年開催の予定であったが、コロナウイルスの蔓延により本年に延期され、境内地の桜も満開の折、檀信徒、僧侶計約30名が一同にお題目を唱えた。

会場となった妙諸寺は、境内地がリニア中央新幹線線路の敷設予定地にかかっており、移転も視野に入れている。そのため檀信徒参集の最後の機会となる可能性もあることから、住職大熊清童上人の感慨も一入であった。

side-niceshot-ttl

写真 2023-01-13 9 02 09

新年のご挨拶。

過去の写真を見る

全国の通信記事

  • 北海道教区
  • 東北教区
  • 北陸教区
  • 北関東教区
  • 北関東教区
  • 千葉教区
  • 京浜教区
  • 山静教区
  • 中部教区
  • 近畿教区
  • 中四国教区
  • 九州教区

ご覧になりたい
教区をクリック
してください

side-report-area01 side-report-area02 side-report-area03 side-report-area04 side-report-area05 side-report-area06 side-report-area07 side-report-area08 side-report-area09 side-report-area10 side-report-area11_off side-report-area12
ひとくち説法
論説
鬼面仏心
購読案内

信行品揃ってます!

日蓮宗新聞社の
ウェブショップ

ウェブショップ
">天野喜孝作 法華経画 グッズショップ
">取扱品目録
日蓮宗のお店のご案内
">電子版日蓮宗新聞試読のご登録
">電子版日蓮宗新聞のご登録
日蓮宗新聞・教誌「正法」電子書籍 試読・購入はこちら

書籍の取り扱い

前へ 次へ
  • 名句で読む「立正安国論」

    中尾堯著
    日蓮宗新聞社
    定価 1,365円

  • 日蓮聖人―その生涯と教え―

    日蓮宗新聞社編
    日蓮宗新聞社
    定価 826円+税

書評
正法
side-bnr07
side-bnr07