全国の通信記事
2021年3月11日
福井北 大規模災害追悼法要
【福井北】三月十一日、福井県北部宗務所(定兼龍順所長)と福井県北部檀信徒協議会(阿部光郎会長)が、大規模災害追悼法要を福井市妙長寺(山内是正住職)で行い、管内寺院十四名と同寺の檀信徒十二名が参列した。
東日本大震災や阪神淡路大震災、昭和二十三年の福井地震、近年の風水害の死者の供養が行われ、御宝前には僧侶や檀信徒が奉書した供養塔婆が供えられた。
山﨑長吉郎檀協副会長は挨拶で、「自分も福井地震を経験しているので、被災地の人々の想いは察するに余りある。今後も心を寄せていきたい。」と述べた。続く謝辞で定兼所長は、「昨今の状況を見るにつけ、日々平穏無事に過ごせることを仏さまに感謝することが大切と思います。」と述べた。
参詣者らから寄せられた義援金69958円は、宗務所を通じて「日蓮宗あんのん基金」に寄付された。