2021年3月11日
福島 東日本大震災復興慰霊法要
【福島】東日本大震災より10年という節目の年を迎えた令和3年3月11日、福島県いわき市久之浜町に於いて、日蓮宗 妙経結社(石川是法上人)主催、福島県青年会(菅原瑞正会長)、福島県女性教師の会(新妻妙祥会長)共催の下、東日本大震災復興慰霊法要が行われた。妙経結社で一読後、海岸付近の会場まで福島日青会員9名と女性教師の会員5名が唱題行脚で向かい、震災の発生した午後2時46分のサイレンを合図に黙祷を捧げ、その後復興慰霊法要を厳修し、震災物故者の追善供養をした。節目の年ということもあり、県内外から多くの報道陣や亡くなった故人、変わりゆく故郷を偲ぶ方々が参拝され海に向かって焼香、献花をした。
参列した方々は、もう10年になるのか、今でもついこの前起きた事のように思えると話される方もいた。最後に福島県日蓮宗青年会菅原会長は10年という節目を迎え、人によって感じることは違うかもしれないが、多くの亡くなった方々に今生きている自分たちが、元気に生活している姿を見せてあげることが一番の供養になるのではないかと思います。と語り、地元の被災地の方々を勇気づけた。