全国の通信記事
2021年2月16日号
奈良 宗祖降誕800年慶讃国祷会を
【奈良】二月十六日、宗務所(木村泰存所長)と修法師会(米虫是恭会長)は大和高田市の奈良県産業会館で宗祖降誕800年慶讃国祷会を開催し、約70名が参加した。
木村所長は「厳しい状況が続いているが来年は盛大に管区大会を開催し、皆様と一緒に大聖人の御霊跡参拝も行いたいと思っています」と挨拶した。
法要後には青年会を中心に唱題行が行われ会場いっぱいに大きなお題目が響き渡った。
千葉南 遠藤了義師の記念書籍
【千葉南】いすみ市大栄寺住職の遠藤了義師が法話集『続・山の聲』を、令和3年2月16日の宗祖降誕800年の御聖日を発行日に定め発刊した。これは宗祖降誕800年と常秀山大栄寺開山700年、遠藤師自身の住職歴50年を記念した書で、平成5年に師父・遠藤寛格日祥上人の第7回忌法要に合わせて刊行した『山の聲』の続編となる。大栄寺の寺報『常秀山の声』の法話部分を中心としてまとめられていて、他にも自身が行った講話や祖父遠藤英哲日寛上人の誌上講話が掲載されている。本書は縁のある寺院、檀信徒や知人等を中心に配られたものだが、希望すれば購入も出来る。残りがごく僅かなため、早めに大栄寺まで連絡をとのこと。問い合わせは大栄寺:0470-87-2735。
愛知名古屋・修法師会が宗祖降誕800年「疫病退散 開運祈願会」
【愛知県名古屋市】宗祖御降誕800年にあたる2月16日、名古屋修法師会(藤浩一会長)は会長の自坊である東区浄蓮寺において、宗祖御降誕800年慶讃「疫病退散 開運祈願会」を修法師会会員出仕のもと開催した。
例年2月16日には日蓮宗大荒行堂成満僧を迎え「日蓮宗大祈祷会」を開催し、朝早くから檀信徒の参拝が途絶えることがない。
しかし本年は、コロナ禍による大荒行堂の閉鎖や檀信徒を集めて行う行事でのクラスターの懸念から、例年とは形を変え無参拝で行われた。出仕した会員もマスク着用・アルコール消毒・堂内換気等の感染対策を徹底した。
午前中の寒空の下、開式とともに有志会員約20名による水行の声がこだまし、堂内では読経が始まった。
水行及び読誦行の後、午後から本堂において宗祖御降誕800年慶讃「疫病退散 開運祈願会」が厳修され、堂内には一日中読経の声が響き渡り、御降誕800年の大聖人への報恩感謝も捧げられた。