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2021年2月19日号
兵庫西 降誕800年・青年会結成40周年記念法要
【兵庫西】2月19日、兵庫西部青年会(福田善行会長)は、姫路市醍醐寺(福田会長自坊)で宗祖御降誕800年・兵庫西部青年会結成40周年記念法要を行った。来賓に安積尚志宗務所長・兼子圓昌元青年会会長を迎え、会員11人で約1時間15分の法要を勤めた。この法要に向けて、青年会は管内教師・寺族・檀信徒と共に、報恩感謝のお題目800
万回奉納を計画し、「報恩感謝のお題目一万回奉納カード」(以下「奉納カード」)を作成し配布。これは1日100回お題目を唱えるたびにチェックしていき、すべてのマスを埋めると1万回唱えたことになるもの。青年会員も月例会で唱題行を行い、集計した「奉納カード」と合計して、法要式次第中の唱題で800万回のお題目奉納を達成した。新型コロナウイルスの影響で参加を募ることが出来なかった管内教師・寺族・檀信徒と共に報恩感謝のお題目800万回を捧げ、妙法広布を誓い、青年会のさらなる発展、新型コロナウイルス退散を祈った。なお法要の中で「報恩感謝のお題目一万回奉納」を実施した方の家内安全を祈願し、先祖の回向も行われた。
東京北 七面大明神例大祭・コロナ退散祈願、國祷会
【東京北】台東区谷中 本山瑞輪寺(井上日修猊下)に於いて2月19日に七面大明神例大祭・新型コロナウイルス退散祈願とした國祷会が厳修された。例年であれば中山荒行堂を成満した行僧を式衆に執り行われるが本年は荒行堂が中止されたことにより瑞輪寺有縁の修法師20名が出仕し、檀信徒は距離を保ちつつ多数の方が参列した。
法要では稲荷泰雅上人(瑞輪寺執事長)が副導師をお勤めになり、渡邉宝道上人(宝晃寺住職)が修法導師を勤められ法楽加持が執り行われた。修法師の読経と御祈祷、大衆法楽では参加された檀信徒を囲み、その力強い声に皆が合掌し、撰経をあてられている姿が印象的であった。また、井上日修猊下を法要導師にて、国家の安泰、殊に国内で猛威を振るっている新型コロナウイルスの病魔退散・早期収束、更には感染者の当病平癒を御祈念された。
最後に井上猊下より「例年であれば荒行堂を成満した行僧の方々をお呼びして國祷会を厳修しておりましたが本年はコロナによって荒行堂が中止となりましたので東京在住の潮師法縁の修法師の方々の御出仕を賜り勤めさせて頂きました。檀信徒の皆様はありがたい御加持を受けたわけですが、それに満足することなく更なる精進をして頂き、幸せを掴んで頂きたいと心から念じております」と御挨拶を述べられ、その後、山内の東京七面山堂内では檀信徒は世情を鑑み参列はなく修法師のみにての御祈祷があり、七面大明神例大祭・國祷会は無事円成した。
2021年2月16日号
北海道東 中湧別町光照寺の宗祖降誕800年慶讃法要
【北海道東】中湧別町光照寺の宗祖降誕800年慶讃法要が2月16日に営まれ、檀信徒25人が集まった。管区の北端となる遠紋地区は医療施設が充実していないことなどもあって、新型コロナウイルス感染には神経質になっている。そのため慶讃法要の準備には慎重を期して臨んだ。またこの日は北海道地方に低気圧が発生し猛吹雪となった。このような状況で、参列をあきらめて自宅の仏壇の前で手を合わせることになった檀信徒も多数いたようだ。参列した役員以下の檀信徒は、時節柄大きな声でお題目は唱えられなかったが、参列をあきらめた人分までも心の中で大きなお題目を唱えた。お題目に感謝し、身の引き締まる感慨深い1日となったことだろう。