全国の通信記事
2021年1月23日号
愛知名古屋 青年会が寒中修行会
【愛知県名古屋市】日蓮宗名古屋青年会(服部洋介会長)は1月23日、緑区本源院(玉森潮慎住職)を会場に、毎年大寒の時期に行う「寒中修行会」を行った。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無参拝で執り行われたが、事前にGoogleフォームで祈願申し込みを受け付けたり、当日はYouTubeの生配信を行ったりと、新しい試みにも挑戦した。
会員総出仕のもと「水行」をし、身を清めた後の寒中修行法要では、一心に読経する中で檀信徒から預かったお題目祈願散華、またGoogleフォームの祈願が読み上げられた。
法要で導師を務めた服部会長は、「コロナ禍だが、だからこそ我々は手を合わせること、祈ることの歩みを止めてはならない。」と力強く語り、皆の祈願とコロナウイルス感染収束を祈念した。
北海道南 山本光明師訃報
【北海道南】函館市龍王寺第9世の山本光明師の本葬儀が5月29日、同寺で営まれる。山本上人は1月23日に世寿67歳で遷化。法号は観明院日祥上人。
山本上人は昭和51年に同寺住職に就任し、寺門興隆と檀信徒教化に努めた。宗内では常任布教師として布教の第一線で活躍し、令和元年から全国布教師会連合会長の要職に就いていた。また保護司、人権擁護委員、教育委員として地域社会に貢献した。日蓮宗新聞では第1面の「鬼面仏心」の執筆者として、わかりやすい言葉で仏さまの心を読者に伝え続けた。
2021年1月22日号
千葉北 永野精敏師の本葬儀
【千葉北】千葉県 市川市 本久寺 第四十三世 永野精敏師の本葬儀が令和三年一月二十二日、本久寺にて営まれた。
永野師は、令和三年 一月十四日に 世寿八十歳で遷化。法号は圓廣院日輝上人。
昭和四十九年に本久寺住職に就任。平成八年には、本堂、客殿を新築落慶し。平成二十九年に現住職、永野元靖師に法燈を継承するまでの長きにわたり、本久寺の寺門整備、檀信徒教化に尽力された。
地元市川市の仏教連合会理事を三十年間務め、地域布教に貢献。
また、民生児童委員に就任し長きにわたり地域に貢献。
厚生労働大臣、千葉県知事、市川市長より感謝状を授与される。