2021年1月25日
神奈川2 誕生寺へ報恩支納金奉納
【神奈川2】神奈川県第二部宗務所(楠山泰道所長)は1月25日、大本山・誕生寺へ参拝し、檀信徒より募った960件の志納金を奉納し、御宝前にて特別法要を厳修した。また、大本山誕生寺並びに大本山清澄寺へ宗務所より表賀を納めた。
宗務所は去年3月13日、宗祖降誕800年慶讃における誕生寺への団参を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていた。代案として報恩の志納金を檀信徒より募り、宗務所役職員と檀信徒協議会役員にて誕生寺に奉納することとした。しかし昨冬、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い宗務所役職員のみでの参拝し奉納することとなった。後日、奉納金を納めた檀信徒へ両山より開帳札など記念品が郵送されることとなっている。
楠山所長は「多くの報恩志納金が集まり、熱心な檀信徒皆さまの宗祖への想いを強く感じることができました。今日の新型コロナウイルスの感染拡大にともない、差別・偏見・非難をするような行為に対して、宗祖自ら「海辺の旃陀羅が子」と称した思いを受け止め、共に助け合い、協力して苦難を乗り越える救済こそが、「合掌」「お題目結縁」なのではないでしょうか。」と話した。