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2020年11月8日
神奈川2 鎌倉市久成寺で法灯継承式
【神奈川2】鎌倉市久成寺で十一月八日、第三十二世中村康久師より第三十三世中村文康師の法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒含め約百五十名が参列した。
本年は久成寺が開山して五百年の慶讚の年に当たり、記念事業として歴代廟、参道階段等の整備が行われ、落成法要も合わせて修められた。
中村新住職は謝辞で、「歴史ある久成寺の住職を任せられることは光栄の至りであり、日に日に重責を感じております。
一方で、世間ではコロナウイルスという目に見えない脅威に晒され、お寺に安心してお参りが出来ない状況にあります。先代康久上人は、蜜接に檀信徒の輪に入り、笑いの絶えないお寺作りをなさっていました。現状では、三密を避けるという政府の要請のため、難しい情勢ではありますが、私も、地域の方々や檀信徒の皆様の不安を取り除けるように配慮し、誰もがお参りしやすいお寺、安心を得られる密接なお寺作りを自分の使命とし、精進して参る所存です。」と決意を述べた。