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2020年10月22日
新潟西 第1回 聖地顕彰 ご遺文奉読会
【新潟西】10月22日、新潟県長岡市・寺泊祖師堂(法福寺飛び地境内・海津武尚住職)で「第1回 聖地顕彰 ご遺文奉読会」が開催され、のべ70人の教師・檀信徒が参加した。
これは、龍口法難ののち、依智を立たれた日蓮聖人が越後寺泊に到着し、檀越である富木常忍氏に向けてしたためられた『寺泊御書』を拝読し、佐渡ヶ島へと渡られる聖人の心に触れ、ご遺徳を偲ぶことを趣旨として、新潟県東・西・北管区宗務所により企画され、県内教師により運営されたもの。
当日は、祖師堂境内に遺る「硯水の霊井」(聖人が『寺泊御書』執筆の際の墨摺り水を汲み上げられたと伝わる)の聖水で摺った墨を使って、参加者による『寺泊御書』の一節の書写行も行われ、法福寺に納経された。
この企画は、「ご聖地で、ご聖日に、ゆかりのご遺文を拝読しよう」との呼びかけで「佐渡越後ご来臨750年」を迎えた本年を機として新潟県内で行われ、今後、佐渡・根本寺(『開目抄』)、妙照寺(『観心本尊抄』)、柏崎・番神堂(『光日房御書』)でも開催の予定。