2020年10月19日
埼玉 布教講習会開催
【埼玉】埼玉県布教師会(石黒淳明会長)主催による布教講習会が、10月19日埼玉佛教会館を会場に開催され僧侶15名が参加した。講師に、立正大学日蓮教学研究所客員所員高森大乗先生(東京都要傳寺住職)を迎え「日蓮聖人の教えを今にどう伝えるか」を演題に講演を行った。
この演題は、前年10月の布教研修会で講師をお願いした立正大学特別栄誉教授渡邊寶陽先生(東京都法立寺院首)の講演と同じ題の講演であったが、高森先生は多くの資料を持参しプロジェクターを使いながら話が進められるなど、渡邊先生とは違った視点からの講演となった。
高森先生は、コロナ禍のなかであっても大事な説法は文字にしてインターネットに配信や法要の配信することは注意しなければならないと話し、講演の最後に「基本は、お釈迦様や日蓮聖人の教えを鏡にしていかなければならない。先人からのメッセージを心にとめていただいて、これからの檀信徒教化や布教活動に邁進していただけ
れば幸いでございます」と話し講演を終えた。尚、今回の講習会ではコロナウィルス感染予防のため、参加者は全員マスクを着用し、アルコール消毒や換気、席の間隔をあけるなど感染予防に注意をしながら開催した。