2020年10月7日
新潟東 寺院研究会
【新潟東】新潟東部宗務所の寺院研究会が10月7日に新潟市内の長照寺で開催され、新潟市の僧侶13人が参加しました。講師には富山県高岡市 立像寺御主 間宮啓壬先生に来ていただき、「画期としての佐渡―二つの発見と如来使の自覚」を演題として日蓮聖人は龍口法難では自身の死を宣告しこれからの新たな宗教者としての人格の「再生」の為に何故自分には諸天の守護がないのかと考えた、その中で過去に法華経を信じない人を放置することも謗法にあたると発見しそれは本仏釈尊への背きでもある。龍口法難を機に日蓮聖人は法華経の行者として迫害を受け止め滅罪をはかっていくことを決心した。龍口法難の死から「謗法罪」の発見と「一念三千」の発見この二つの「発見」を経て「再生」した日蓮聖人は、開目抄において「三大誓願」まさに再生の宣言として私たちを救おうとしている本仏の働きを今ここで行うことは、凡夫の身に即して仏と成るこれ「即身成仏」として「如来使」たる自覚を表明するに至ることを
龍口法難から佐渡流罪の日蓮聖人の「死」と「再生」を今年の佐渡流罪から750年という節目に向けて深く理解する為の講義が新型コロナウイルス感染防止に配慮した上で開かれた。