オピニオン
2020年9月10日
おまじない食
「病は気から」と言いますが、心の持ちようは非常に大事です。そこで4つの「おまじない食」を紹介します。1つ目は胡麻。胡麻は「降魔のことで、健康の足を引っ張る病魔などもろもろの病的要素に強くなる」。2つ目は大豆。マメは「魔滅のことで、病気や災いをもたらす魔性を滅ぼす」。3つ目は梅干し。ウメは「産命ということで再生産してくれる」。4つ目はかつお節。カツオは「勝悪ということで、健康にマイナス要因となる諸悪に勝つ」というおまじないです。このおまじない食に日蓮聖人がお遺し下さったお題目という良薬を日々頂戴し「あおいくま!」というおまじないを加えて生活してみましょう。「あおいくま!」とは「あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな(自分に)」。新型コロナウイルスによって社会は大きく変化しました。不安と悲しみが入り乱れる社会の中、心からお題目をお唱えし、祈りの力で強い心を養いましょう。
(広島県布教師会長・大平貫脩)