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2020年9月10日
山梨4 甲府市安立寺で室住蓮妙師法燈継承式
【山梨4】 令和2年9月10日、山梨県甲府市法行山安立寺に於いて第30世室住蓮妙上人の法燈継承式が新型肺炎拡散防止に努めながらとり行われ、僧侶檀信徒合わせて約100名が新住職の門出を祝いに参列した。また式後には本年6月20日に遷化された先代の望月芳湖上人の本葬儀がとり行われた。望月上人は長年にわたって安立寺の興隆に務め、平成6年には本堂を新築し、庫裡と客殿も新築し、墓地の整備にも携わり、現在の安立寺の境内は望月上人の代で大きな発展を遂げられた。毎週の書道教室をはじめ様々な行事を開催し、地域に開かれた寺院として多くの人に慕われている。新住職の室住上人は「先代の望月上人の意志を継いで仏祖三宝に仕え、引き続き檀信徒や地域の人々の拠り所となる安立寺の維持発展に命ある限り尽力して参ります。」と法燈継承の重責の思いと寺門興隆の誓いを語り、望月上人の増円妙道を多くの参列者と共に祈られた。