2020年9月7日
千葉東 普通救命講習会
【千葉東】9月7日、宗務所(多古町妙光寺住職冨永観瑞所長)主催により普通救命講習会が香取広域市町村圏事務組合「多古分署」で開催され、コロナ禍人数を制限したり等対策をして行われ、当日管内教師9名が参加した。
講習に先立ち冨永所長は「新型コロナ禍の中での今までとは違った応急手当てが学べると思っている。吸収し手助けが出来るひとりとして活動して行きたい。今、常に学ぶがキーワードになっている。」と挨拶された。
当日は、動画による応急処置の基礎知識と、心肺蘇生、AEDを使用しての実践、止血方法、異物除去法、回復体位を学んだ。特に今回は新型コロナに対応した心肺蘇生が学べることが出来、通常とは異なる処置法を学ぶ機会になり、参加者は熱心に講習を受けた。
救急車が来るまでには全国平均9分とされているが、新型コロナの影響にて9分以上掛かっている現状を知り、居合わせ人が救命処置を行うことがいかに大切であるか、命を救う基礎知識を学ぶことが出来た。
講習会終了時、冨永所長は挨拶の中で、「瞬時に動けることが大事であり、居合わせた人がいかに命を守る行動をとることが大事か、コロナ禍での処置法も学ぶことができ、しっかりと対応して実践に繋ぎたい。」と挨拶された。
今回開催された講習会では、通常の処置法とは異なった新型コロナに対応した方法が学べ、有意義なものとなった。