日蓮宗新聞

2020年7月20日号

熊本県芦北町實照寺の本堂倒壊

實照寺被害令和2年7月豪雨により、熊本県人吉市林鹿寺の檀信徒1人が犠牲となり、同県芦北町實照寺では裏山が崩れ、土石流によって本堂と稲荷堂の2棟が全壊した。塩田義道住職と寺族は無事だった。また同2ヵ寺の檀信徒宅のほとんどが浸水被害を受けるなど、九州各地を中心に檀信徒宅で被害があった。
實照寺の2棟全壊は、4日朝6時から塩田住職が朝勤を行っていたところ、雨の激しさに危険を感じたため、6時半過ぎに庫裡に避難した後、「ドン」という轟音とともに本堂が土石流で倒壊したという。豪雨はその後も続き、逃れた庫裡も床下浸水の被害を受けた。
水が引き出してすぐに、塩田住職は安否確認のため檀信徒宅を訪ね歩いたところ、檀信徒の人的被害は見つからなかったが、水害は町全体に及び、川沿いにある同寺の総代が経営する旅館は1階部分がほぼ冠水という無残な状態だったという。また、ほぼ全部の檀信徒の家屋が水浸しになっており、1階建ての住宅は居住不能となってしまい、避難所や親戚の家などに避難しているほか、2階建ての住居はなんとか2階で身をひそめている状況が今も続いていると檀信徒を心配した。(7月6日現在)
林鹿寺では、檀徒宅約80件が床上浸水の被害を受けた。同寺は無事だった。安永弁裕住職によると檀信徒には商店街の人が多いといい、全国ニュースで同市商店街の1階部分がすべて水で浸かる様子が映し出されていた。
また福岡県管区の2ヵ寺で土砂崩れ、1ヵ寺で床下浸水があったが、堂宇・庫裡に被害はなかった。

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