オピニオン
2020年7月1日
立正安国
災害や疫病があると、日蓮聖人の当時と同じだと説かれ、「立正安国」を示します。では、
立正とは?
安国とは?
具体的な姿は、どのようなものなのでしょうか?
日蓮聖人は『立正安国論』で、正しい信仰、振舞をしなければ、さまざまな争いが起こると示されました。実は、その争いは人間の振舞なので、人間が止めることができます。
つまり「立正安国」とは、人間1人ひとりの振舞が問われているのです。災害の中の人災を減らす! ウイルスは人が運んでいる自覚を持つ! あなたの振舞が、多くの「いのち」を救うのです。
混迷のときこそ原点回帰が大切です。そこで提案です。立正安国の姿を探すために『立正安国論』に接してみませんか?
日蓮宗新聞社に、お電話して下されば、最適なテキストを紹介してくれますよ。
(和歌山県布教師会長・村田龍学)