2020年4月20日号
全国小中学校・夢さがし作文大賞入賞者決まる!
◆第3回の応募は7,7
日蓮聖人降誕八百年慶讃事業の1つとして平成29年から行われていた「全国小中学校 夢さがし作文大賞」(産経新聞社主催/立正大学学園・日蓮宗協賛)の第3回の入賞作品(大賞各1点・優秀賞各2点・佳作各5点)が決まりました。
大賞には、小学生部門・神奈川県私立湘南白百合学園小学校6年・柴田杏樹さんの「灯火がつなぐ未来」、中学生部門・岩手県奥州市立水沢南中学校2年・千枝芙貴さんの「誰かの役に立ちたい」の作文が、7726点の応募のなかから選ばれました。例年、同作文大賞の入賞作品の発表後、入賞者を招いて授賞式が行われていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため政府や東京都の自粛要請を受けて中止となりました。
同作文大賞は、全国の小中学生が「わたしの夢」「わたしのみらい」「私の尊敬する人」「日本の未来と私」の4つのテーマから1つを選び、作文にして応募してもらうものです。日蓮宗では子どもたちの夢を応援したいと、立正大学学園とともに平成29年の第1回から3年連続して協賛してきました。3年間の応募総数は3万3641作品にも及んだことから、全国の関心は高かったことが推察されます。
中川法政宗務総長は、「1人ひとりが育んでいる〝夢〟に感心しました。夢を現実にするためには、大変な努力が必要。現在と同じように、人びとが災害や疫病に苦しんでいた鎌倉時代に、社会を安らかにしたいという〝夢〟を持って立ち上がられたのが日蓮聖人です。つらくくじけそうになったときは、日蓮聖人がついていてくれると思って、夢の実現をめざしてほしい」と夢を持つ全国の子どもたちにエールを送っています。
今年は降誕八百年事業として、宗務院主催での子どもに向けた絵画大賞を予定しています。