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2020年2月22日
兵庫西 谷口慈晃師成満奉告式
【兵庫西】2月23日たつの市常照寺において谷口慈晃師の第三行成満奉告式が執り行われた。天候にも恵まれ、谷口慈晃師をはじめとする出行僧7名帰山旗をもつ檀信徒と共に唱題行脚を行い、僧侶檀信徒約130名が見守る中、山門を抜けた。本堂で一読した後、谷口慈修住職導師のもと大黒尊天御像奉安式を行い山門の白壁に大黒天を奉安した。
水行の後、本堂に於いて成満奉告式が行われ式中の奉告文では慈晃師が涙ながらに言葉を詰まらせる場面があった。
帰ってきた慈晃師の姿を見た常照寺総代の松本孝氏は「日蓮聖人御降誕800年を記念して山門を新しく建てた。そして慈晃上人が大荒行参行を成満された。二重の喜びである」と語った。
慈晃師は参列した皆に感謝を述べ「辛い修行ではあったが、修行中皆の顔を思い浮かべながら水行を行った。この常照寺を更に開かれた寺にし、参拝した方がみな笑顔になるような寺院になるよう努めていきたい」と語った。